いつか行ってみたいと思っていた仙台。
大橋トリオのツアーに合わせて1泊2日で行くことに!
お得に切符を購入
仙台まで三島から新幹線で行くと交通費だけでもなかなかの金額。
三島から東京までは「スマートEX」の早得1で気持ちお得に購入。
東北新幹線は「スマートEX」が使えないので、「えきねっと」をダウンロードし、アプリを入れる。
少し時間はかかるが、やまびこ(各停)だと「えきねっと」で早割30%OFFで購入できるらしい。
そして「えきねっと」をモバイルSuicaと連携させる。
せっかくなのでSuicaでポイントが貯められるようにJREポイントのアプリもダウンロードし、
「Suica」と連携。これで出掛けるたびにチャリン(ポイント)が貯まるはず!
3時間かけて設定が無事終了。(仙台まで行けちゃうー)
いざ!仙台
三島を6:30過ぎの新幹線に乗込み、朝食のパンをほおばる。
あっという間に東京駅に到着。
一度 東海道新幹線の改札を出て、東北新幹線の改札から入場する。
連絡通路を通るとエラーになると聞いたことがあるので。
改札を出ると何やら行列ができている。猿田彦珈琲が購入できるらしい!
店内に入ると気になる本も何冊かある。荷物を増やすわけにはいかないので諦める。
次の機会に利用しよう。

そして東北新幹線のホームへ!
しばらく待っていると緑とグレーにピンクのラインの「やまびこ125号」が現れた。
本物を見るのは初めて。少し感動しつつ乗車する。
東海道新幹線とはシートが違い、ヘッドレストを上下に動かせる。
何だかちょっと落ち着かない。
2時間は長いな~と思っていましたが、結局寝てしまい起きたら仙台に着いていた。
仙石線で「鹽竈神社」へ
改札を出てコインロッカーへ。観光客が多い時間帯かロッカーの入り口が混雑している。
荷物を預けて仙石線のホームを探す。
仙台駅は想像以上に広くて自力で探すことを諦め、みどりの窓口で教えてもらった。
どうやら仙石線のホームは地下にあるらしい。反対側の出口を出て地下へ降りる。
仙石線で30分ほど揺られて「本塩釜駅」に到着。
若い頃なら行ってみたいお店を調べてまわっていたんだろうな。
50歳も過ぎるとモノを増やすことに抵抗を感じることもあり、
買い物よりも経験にお金を使うことが多くなった。
最近は出掛けるときは御朱印をいただけるところをまわっている。

駅を出て左へ歩いていくと道路沿いに「鹽竈神社標柱」が立っていた。
街路樹に柳が植えられ雰囲気が良い。
当時はこのあたりが海岸線だったようで、「芭蕉船出の地」があり、
芭蕉が船で松島へ向かった地と書かれている。

しばらく歩くと灯篭と鳥居が左手に見えてきた。
参道の入り口で写真を撮りまくり、なだらな階段を上がっていく。
参道の黒くて大きな石が印象的。
後から知ったのだが、稲井石と言う石で石巻市で採掘されるらしい。
ゆるやかな階段を上がっていくと左手に「旧亀井邸」の看板が。
気になったので、様子を見ようと進んでいくと、
突然「いらっしゃいませ」と入口の扉が開いて驚いた。
せっかくなので中を見せてもらうと、和洋折衷の古い建物で、
建具や襖の引手の細かな装飾、左右に分かれる階段など無料とは思えないほど見ごたえがある。

そのまま進んでいくと二の鳥居が見えてきた。
どうやらこちらは裏参道のよう。
右手には「志波彦神社」の鳥居と、手前に茅の輪が見える。



表参道側にまわり社殿に向かう。手水舎で清めて参拝し、
夏越の大祓式の人形(ひとがた)の準備がされていたので、人形を納め、
御朱印をいただく。
見開きで「鹽竈神社」と「志波彦神社」の御朱印がいただけます。
商売はしていないが、商売繁盛のご利益があるという「撫で牛」を撫で、
「志波彦神社」へ向かう。
今年初の輪くぐり


「志波彦神社」の入り口には茅の輪が用意されていて、輪くぐりをしている人たちが見える。
今年初の輪くぐり!
輪をくぐって「志波彦神社」を参拝、そして急な階段が続く表参道へ。
登り切れる気がしない。


塩竈神社を後にして本塩釜駅へ向かう途中、浦霞の醸造元を見つけた。
隣に「酒ギャラリー」があったが、日曜定休!
きき酒もできたみたい、残念、、、
本塩釜駅では電車の時間まで少しあったので、改札横の「花京院市場」をのぞいてみる。
新鮮な野菜や魚が売られたり、活気のあるスーパーのよう。
そこではお土産に最適な小さい「いぶりがっこ」を見つけいくつか購入。
仙台に戻り、牛たんを堪能
お昼は牛たんを食べようと仙台へ戻る。
旅の一番の目的地、「仙台電力ホール」の場所を確認しつつ、「牛たんの一仙」へ。
生ビールで乾杯して厚切りの牛たんをいただく。しっかりとした味付けでビールがすすむ!
お腹いっぱいおいしい牛たんを食べて街をぶらぶら。
おいしい珈琲をいただいて電力ホールへ向かう。
なんとこの日は、”2列目真ん中”の神席だった!
2日目は山形・山寺「1,015段」の石段を登り煩悩を消滅
8時半過ぎにホテルを出てコインロッカーへ荷物を預け、仙山線9:12発 山形行きの快速電車に乗ると
山寺駅までちょうど1時間。

山の中を抜け、山寺駅に着くと左手に岩山が見えてくる。
よく見ると山の中に建物が建っている。山寺だ!
この日は天気も良く、山の緑がきれい。
駅の案内図を見ると参拝コースの入り口がいくつかあるらしい。
せっかくなので、橋を渡って右奥の入り口から入ることにした。

「日枝神社」の前を通り、立石寺の本堂にあたる「根本中堂(こんぽんちゅうどう)」より登り始める。



根本中堂は日本最古のブナ材木造建築物。国の重要文化財に指定されている。

どうやらここからが山寺の入り口らしい。入山料を払って登っていく。

木漏れ日の中、階段を上がっていく。

赤い紅葉の若い葉がきれい。

果てしない階段が続く、、、

1015段の石段を登り切り、奥の院に到着。煩悩が消滅したかどうかは定かではありませんが、
達成感で気持ちがリセットされた気がする。

国の重要文化財に指定されている国内最小の三重塔。


立石寺を開山した慈覚大師の御堂、開山堂。崖の下の自然窟に大師が埋葬されているそう。
岩の上の赤い小さな御堂は写経を納める納経堂。

開山堂の右奥には舞台のような御堂、五大堂があり、山寺の街を一望できます。




いつものように写真を撮り忘れましたが、昼食には山形名物芋煮をいただきました。
仙台行きの列車を待つ山寺駅には気持ちの良い風が吹いていました。
快速で仙台へ向かい、帰路に着く
帰りの車中では歩き疲れて寝てしまい、あっという間に仙台へ到着。
仙台駅でお土産と駅弁を購入し、「やまびこ」へ乗り込み、
明かりの灯り始めた街を車窓から眺めながら東京へ向かう。