友人と犬の話をしていたときのこと。
「最近うちの子、手作りごはんに変えたらすごく元気になったの!」と教えてくれました。
片目だけ目が見えないくらいに出ていた目やにもなくなり、
黄色いおしっこが出なくなった(黄色いおしっこは水分不足)という話を聞いてびっくり。
友人は以前、茅ヶ崎まで犬のご飯の教室へ通っていた。
手作りごはんを始めた理由
うちには13歳になる老犬がいる。
去年、突然倒れてしまったときは歩くこともできなくなり、
このまま介護生活が始まるんだ、、、と覚悟しました。
その後、時間が経つにつれてまた歩くことができるようになりましたが、
歩くスピードはゆっくりになり、散歩中に何度も立ち止まってしまうように。
ごはんを食べるときや、水を飲むときなど体が傾いていってしまい、大変そう。
最近ではさらに体力が落ちて、家の中でも散歩中でも、
少し歩くと座り込んでしばらく動けなくなってしまう。
手作りごはんを始めたのも、そんな彼のため。
それまで「手作りって大変そう…」と思っていましたが、
愛犬の健康のためにできることがあるならやってみたい!と思い、
チャレンジしてみることにしました。
最初に作ったごはん
ちょうど夏季休暇で1週間お休みということもあり、できる範囲でやってみよう!
ということで、まずは冷蔵庫あるもので適当に作ってみた。
豚のこま切れ肉を茹でてきざみ、
じゃがいも、にんじん、なす、オクラ、たまごを蒸してきざむ。
手作りごはんの量は、水分もあるのでドライフードの倍量とのこと。
そのうちたんぱく質が全体の半分、残りが野菜と炭水化物。とざっくり教わった。
温めたごはんをお皿に入れ、豚肉、野菜、たまごを盛り、お肉のゆで汁をかける。
これでいいのか分からないけど、とにかくあげてみた。

反応は…まさかの完食!
いつもはなかなか食べ始めなかったり、途中で食べるのをやめてしまったりするのに、
この日は夢中で食べてくれました。
昔のように上手に食べられないため、最後は手で食べさせてあげました。
量が多くなったので食事にかかる時間が長くなりましたが、途中で飽きることもなく完食。
鼻から食べ物が入ってしまいそうな勢いで、思わず笑ってしまったほどです。
体調の変化と散歩の距離
それからすぐのこと。散歩のときに気づいたんです。
「あれ、今日はいつもより良く歩く…?」
つい先日までは、散歩の途中で何度も座り込んでしまったのに、
座り込むことがなくなり、ゆっくりではあるけれどいつもよりしっかり歩いてる。
しかも距離も長く歩けるようになってきました。
しっかり歩けるようになってきたのは食事を変えたからだけではなく、
朝晩少し涼しくなったことも影響しているのかもしれない。
とは言え、色んなものを食べられるようになり、食事が楽しみになっているのは確かなようだ。
手作りごはん、節約と工夫の日々

安心できる食材を使いたいけれど、正直なところ、手作りは時間もお金もかかります。
続けていくには、節約と時短が必須。
まずはお肉の安い、静岡では久保ひとみさんのCMでおなじみのあのお店へ行ってみることに。
お肉の安さにびっくり!量の多さにもびっくり‼
豚のこま切れ肉、豚レバー、鶏ささみ、鶏ひき肉、銀鮭、鰹のたたき。
家に帰って早速豚のレバーを茹でて刻み、鶏ひき肉、鶏ささみは蒸してほぐす。
鮭は焼いてほぐし、鰹のたたきは細かく切ってこちらは愛猫に。
今朝産直市で購入したかぼちゃ、なす、じゃがいも、にんじん、ごぼうを蒸し、
こまつ菜、えのきを刻んでジップロックに小分けにして時間を節約。
猫にも手作りごはんを…でも現実はなかなか厳しい

犬の手作りごはんが大成功だったので、「これは猫にも!」と意気込んで、
茹でたレバー、鶏ささみを猫にもあげてみました。
ところが…ちょっと匂いを嗅いで、ぷいっとどこかへ行ってしまいました。
何でも食べてくれる犬と違って、手作りごはんもご機嫌次第なんだなと痛感しました。
それでも、少しずつ慣れてもらえるように、好みの食材を探してがんばってみようと思います!